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PCやスマホの使いすぎで目が痛い…目の疲れの原因や解消する食べ物を知り、根本から対策しよう

みなさん、こんにちは!管理栄養士の髙橋菜里です。

スマホやパソコンが普及してから、目を酷使することが増えましたね・・・

最近はリモートワークも増えたため、目を使う機会がさらに増したのではないでしょうか?

 

今日は、目の疲れに効く食べ物について、ご紹介していきたいと思います。

目の疲れの原因

目の疲れを起こしやすい人の特徴として、

  • 動物性食品がすき
  • 甘いものをよく食べる
  • パソコンやスマホの使いすぎ

などが挙げられます。

 

陰陽の考え方ですと、左目が不調の場合は甘いものの摂りすぎ、右目が不調の場合は肉類などの食べ過ぎといわれています。また、目頭が充血している場合は、肝臓の不調、目尻が充血している場合は心臓の不調ともいわれています[1]大森一慧(2008)『からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て』サンマーク出版,pp123-124

目の疲れと栄養学

目の疲れを軽減させるためには、目の栄養となるビタミンAや、目の機能を整えるアントシアニンなどを積極的に摂るようにしましょう。

  • ビタミンA  :目の乾燥を防ぐ(人参、うなぎ、南瓜、小松菜など)
  • アントシアニン:視覚物質の再合成(ブルーベリー、ブドウ、黒豆など)

 

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目の疲れに効く食べ物

人参

人参には、体内でビタミンAに変わるβ-カロテンが大量に含まれています。ビタミンAは、油と一緒に摂取すると吸収率が高まります。

 

うなぎ

うなぎには、ビタミンAが多く含まれているだけでなく、ビタミンB1、B2も豊富に含まれているため、代謝を助けてくれる働きがあります。

 

ブルーベリー

ブルーベリーには、アントシアニンが多く含まれています。アントシアニンは、視覚物質(ロドプシン)の再合成に働き、網膜の血流をよくするため、目の機能を助けるのに役立ちます。

さいごに

目の疲れは放っておくと危険で、慢性的に目が疲れてくると、肩こりや腰痛、頭痛など悪化していくため、こまめな対処が重要です。食事だけでなく、適度なストレッチや眼球運動も有効ですので、自分に合う方法を探しながら、ぜひ、色々試してみてください。

References

1 大森一慧(2008)『からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て』サンマーク出版,pp123-124
ABOUT ME
髙橋菜里(管理栄養士・食養家)
しょくすり運営者。食が豊かになれば人が豊かになる、人が豊かになれば社会が豊かになるを信念に、食からはじめる健康管理(=予防食学)を発信しています。「大切なひと・もの・ことを健康にするお手伝い」を仕事としており、サイト管理運用をはじめ、商品やレシピの開発、食と健康講座、講演、電子書籍、コラムの執筆など幅広く活動中。著書に「がんばらないおせち」
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