副菜

【簡単5分】基本のしいたけのバター焼きのつくり方 / レシピ

しいたけがいると、心の中でガッツポーズします。

なぜなら、一瞬で、一食材で、おいしい副菜ができてしまうから。

主婦には大助かりな食材なのです。

 

今日は基本のしいたけバター焼きのつくり方をご紹介します。

しいたけバター焼きのつくり方

材料(2人分)

  • 生しいたけ   3枚
  • バター     5〜10g ※栄養学的ポイント参照
  • 塩       少々
  • こしょう    少々

つくり方

  1. しいたけは、石づき(根元のかたい部分)をとり、食べやすい大きさに切ります。
  2. フライパンにバター、塩、こしょうを入れて弱めの中火にかけます。バターが溶けたら、しいたけを入れ、時々返しながら3~4分間、しんなりするまで焼きます。

栄養学的ポイント

バターの量は、シーンに応じて変えてみよう

バターの量は、正直、お好みです。

しいたけ3個に対して、5gでつくると、バターがふんわりと香り、とてもあっさりした味わいになります。

  • 美味しいしいたけの味わいを噛みしめたい方
  • 油っぽい味付けが苦手な方
  • 脂質が気になる方
  • メイン料理が別にあり、添え物的に食べたい方

は、少なめでつくることをおすすめします。

 

10gでつくると、バターのしっかりとした味付けと一品での満足感、しいたけは味というより食感をたのしむようなテイストになります。

  • 夜の晩酌のおつまみとして食べたい方
  • 少しずつじっくり味わいたい方
  • 食費を節約したくて、品数を減らしたい方
  • 濃いめの味付けが好きな方

は、多めでつくることをおすすめします。しいたけ3個に対して、10g以上入れるとさすがに脂っぽい上に、べちゃっとしてしまうため、これ以上の量は、食味的にも、栄養的にも避けたほうがいいです。

初心者は、「先に」塩・こしょうがおすすめ

よくレシピサイトにあがっているものは、しいたけを炒めながら塩・こしょうをふるものが多いです。手際の良い方・料理に慣れている方はその方法で構いませんが、料理初心者は、フライパンに先にバター・塩・こしょうを入れてしまい、そこから火をつけ始めるほうが慌てることなくつくることができます。

バターが溶ける過程で、塩とこしょうが混ざったバター液のような状態になるため、「味付けがまばら」「しょっぱい部分と薄い部分がある…」なんて悩みも、この方法なら解消できます。

プラスαで変幻自在

②の段階で、醤油、わさび、七味唐辛子などを入れると、バターだけとは違うアクセントとなり、新たな一面を感じられる味わいになります。しいたけ3個と量が少ないため、プラスαで入れる際には、数滴・ごく少量を心がけてください。

今日の気分で、しいたけの切り方を変える

上のレシピを読むと、しいたけは、「食べやすい大きさ」と随分曖昧な表現をしています。

これには理由があって、しいたけは、小さく切れば切るほど食べやすくなり、味が絡みやすくなります。しかし、切れば切るほどしいたけの表面積が広がるため、しいたけの中に含まれている水分が蒸発しやすくなり、しいたけ本来のジューシーさは減ります。子ども向けだったり、添え物的につくる、シェアして食べる際は、小さく切るほうがいいでしょう。

大きく切れば、味は絡みにくくなりますが、しいたけのジューシーな食感は失われにくく、噛んだときのたのしさ・うれしさなどの満足感は高まります。ただし、火の通りが悪くなるため、火加減は少し弱めにすることをおすすめします。

味付けは同じでも、しいたけの切り方ひとつでぐっと印象が変わるため、軸をとって丸ごと、縦に二等分、四つ切り、乱切りなど…自分の好きな切り方を試してみてください。

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さいごに

しいたけは、煮物や汁物だけでなく、一品で主役級になれる万能食材です。おいしいしいたけが手に入ったら、ぜひ試してみてください。

Special thanks!!
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ABOUT ME
髙橋菜里(管理栄養士・食養家)
しょくすり運営者。食が豊かになれば人が豊かになる、人が豊かになれば社会が豊かになるを信念に、食からはじめる健康管理(=予防食学)を発信しています。「大切なひと・もの・ことを健康にするお手伝い」を仕事としており、サイト管理運用をはじめ、商品やレシピの開発、食と健康講座、講演、電子書籍、コラムの執筆など幅広く活動中。著書に「がんばらないおせち」
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