ブラックバスとは
北米原産の外来種で、日本全国の湖沼、河川の中に生息しています。外来種であるブラックバスは数が増えすぎて、たびたび問題となっています。
ブラックバスの栄養
- ほかの白身魚に比べて、高タンパク
- ほかの白身魚に比べて、低脂肪(タイの1/10)
- 消化吸収を助けるタウリン(アミノ酸)が豊富(タイの3倍)
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ブラックバスの調理
ブラックバスは、コケや藻、淡水に住む貝類や水の中に落ちてきた虫を食しています。そのため、顎口虫(がっこうちゅう)と呼ばれる寄生虫がブラックバスに寄生している可能性があります。顎口虫は皮膚の下に引っ掻いたような炎症を起こす作用があり、寄生虫が動きまわった跡はまるで鞭で打たれた痕のように皮膚上に赤く現れます。
脳や眼球に移動することもあり、その場合は寄生虫によって脳障害や失明などの重篤な症状が出る場合があります。この寄生虫に感染した場合、外科的治療で取り除くか薬物投与で死滅するのを待つしかありません。必ず加熱した料理を食べるようにしましょう。
また、皮と脂に臭みがあるため、のぞいて調理することがおすすめです。皮は熱湯をかけるとはがれやすくなります。
お腹の浮き袋周りの脂も臭みの原因と言われています。内臓を取り出した後のお腹の膜と腹骨にくっついているぷるぷるした部分で、捌く時に取り除きましょう[1]ブラックバス料理は美味しかった!寄生虫にはご注意を! https://leisurego.jp/archives/66756/3。
臭いが気になる方は、フライや天ぷらなど高温で調理するとくせがなく食べられます。
ブラックバスの料理
- 塩焼き
- 天ぷら
- フライ
- ムニエル
References
↑1 | ブラックバス料理は美味しかった!寄生虫にはご注意を! https://leisurego.jp/archives/66756/3 |