「さ」魚介類

【関東風と関西風の違い】鰻(うなぎ)の蒲焼き

鰻(うなぎ)について

東西で違う「うなぎの蒲焼き」

うなぎの蒲焼きには、関東風と関西風があり、その境界線は静岡県浜松市とされています。

関東風の特徴は、武家社会で切腹を嫌ったためうなぎは背開き、長さを半分に切り、横に竹串をさして白焼きに。これを蒸してからてれをつけて焼きます。脂が抜けて柔らかな食感を味わえます。

関西風の特徴は、腹開きにしたうなぎを長いまま金串にさして白焼きに。蒸さずにたれをつけながら焼き、焼き上がってから長さを切ります。歯ごたえのある食感を味わうことができます。同じうなぎでも考え方や調理法でぐっと違った味わいが楽しめますね。

 

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髙橋菜里(管理栄養士・食養家)
しょくすり運営者。食が豊かになれば人が豊かになる、人が豊かになれば社会が豊かになるを信念に、食からはじめる健康管理(=予防食学)を発信しています。「大切なひと・もの・ことを健康にするお手伝い」を仕事としており、サイト管理運用をはじめ、商品やレシピの開発、食と健康講座、講演、電子書籍、コラムの執筆など幅広く活動中。著書に「がんばらないおせち」