「こ」米・穀類

玉蜀黍(とうもろこし)の栄養学

コーン

とうもろこしについて

【とうもろこし】は、世界三大穀物のひとつの世界的超ポピュラー食材。世界的に見たら、米より多く作られています。

原産地

南アメリカ

とうもろこしの栄養学的特徴

【とうもろこし】は、炭水化物が約70%含まれており、ほとんどがデンプンでできています。たんぱく質も約9%含まれていますが、バランスはあまりよくないです。(アミノ酸価16)脂質は約5%含まれており、良質なコーン油がとれます。

無機質は、カリウムとリンを多く含み、ビタミンはB群が豊富です。

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選び方

どっしりと重みがあり、実がつまっているもの

保存方法

鮮度が落ちやすいため、早めに調理するようにしてください。

加工品

  • コーングリッツ:胚乳部分を挽き割りにしたもの。ビールや味噌の原料になります。
  • コーンフレーク:コーングリッツに砂糖や食塩などの調味料を加え、乾燥、焙焼したもの。
  • コーンフラワー:コーングリッツの製造過程ででてくる粉末で、お菓子の原料などに使われます。
  • コーンスターチ:とうもろこしでんぷんのことです。お菓子の原料に使われます。
  • コーンオイル:胚芽から搾油して得られる油のことです。ビタミンEが豊富に含まれます。
  • バーボンウイスキー:コーンスターチを発酵させ、醸造、蒸留したアメリカの代表的なウイスキーです。
  • ポップコーン:ポップ種という普段食べるとうもろこしではない品種。加熱し爆裂させたものを食べます。

 

ABOUT ME
髙橋菜里(管理栄養士・食養家)
しょくすり運営者。食が豊かになれば人が豊かになる、人が豊かになれば社会が豊かになるを信念に、食からはじめる健康管理(=予防食学)を発信しています。「大切なひと・もの・ことを健康にするお手伝い」を仕事としており、サイト管理運用をはじめ、商品やレシピの開発、食と健康講座、講演、電子書籍、コラムの執筆など幅広く活動中。著書に「がんばらないおせち」