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【ビジネスマン向け】1月16日は禁酒の日!禁酒を円滑にすすめる代替品や禁酒によるメリット9選

禁酒を円滑にすすめる代替品

禁酒は、ただアルコール類を辞めるだけでは、口寂しくなったり、落ち着かなくなったりすることがあります。

  • 炭酸水
  • ノンアルコール飲料
  • お酢入り飲料

といったアルコールの代替となるような飲み物を活用すると、円滑に禁酒をしやすくなります。

また、運動や趣味など他の物事に時間を割くと、比較的楽にやめることができます。

禁酒によるメリット9選

禁酒には、さまざまなメリットがあります[1]禁酒ダイエットで健康的な体を手に入れる方法。「禁酒をしなければならない」「禁酒が絶対」というわけではなく、お酒はコミュニケーションを円滑にしたり、良い影響もありますので、適度に付き合うことが大切です。

①お酒による余計なエネルギー摂取を減らすことができる

お酒は、だんだんと感覚が鈍くなるため、気づかないうちに大量にエネルギーを摂取している場合があります。禁酒をすることで、こうした余計なエネルギー摂取を控えることができます。

ごはん1杯は、お酒○○杯分

ごはんをお茶碗に軽く1杯(120g)が、200キロカロリーですので、これをアルコールに換算すると下記の量になります。

ごはん1杯分=

  • ビール(alc.5%)だと、 中ジョッキ1杯(500mL)
  • ワイン(alc.12%)だと、グラス2杯半(約250mL)
  • 日本酒(alc.15%)だと、1合(約180mL)
  • 焼酎(alc.35%) だと、0.5合(約90mL)
  • ウイスキーやブランデー(alc.43%)だと、ダブル1杯(約60mL)

になります。

液体なのでサラサラと飲める分、気づかぬうちに、ごはん2〜3杯分飲んでた!なんてこともありますので、身体のためにも、適量飲酒を心がけたいですね。

 

②食事の摂り過ぎの予防になる

お酒を飲むと判断力が鈍り、気付かぬうちに、おつまみをたくさん食べていたということがあります。

また、味覚も鈍くなるため、濃い味を好む傾向になりますので(余談ですが居酒屋が濃い味付けのメニューが多いのはこのためです)、塩分の高い食べ物や脂質の摂り過ぎの原因になります。

禁酒は、飲み過ぎだけでなく、食べ過ぎの予防にもなります。

③肝臓の働きが円滑になる

肝臓では、身体に必要となる中性脂肪を合成する働きがあります。

飲酒によっても中性脂肪が肝臓で合成されますが、平常時は合成された中性脂肪が血液中に多量に放出されることはありません。ですが、多量の飲酒で血液中にアルコールが多い状態の場合は、肝臓は中性脂肪の蓄積よりもアルコールの分解を優先します。その結果、脂肪の分解が抑制され、肝臓に中性脂肪の蓄積を促します。

アルコールを飲んで太った・痩せにくいという方は、アルコール量が多いか、アルコールを長時間飲み続けているなどの理由で、肝臓がアルコール分解に労力をとられ、脂肪の代謝にまわることができないために起きているケースが多いです。

④ガンのリスクを下げる

アルコールを代謝する際に、途中で分解産物としてアセトアルデヒドを産生します。アセトアルデヒドには、発がん性があり、口腔・咽頭・食道の発癌リスクが高くなります。

※アルコールの代謝については、こちらの記事も参照ください。

二日酔いを避ける飲み会対処法や、二日酔いになった時に摂るべき食べ物・飲み物についてなぜ、人は酔うのか? アルコールを摂取すると、血液に入り、循環されて脳に到達します。脳に到達したアルコールは、脳の神経細胞を麻痺させ、...

⑤肌の調子が良くなる

肝臓は、肌の機能保持にも関わります。そのため、アルコールを摂取し、肝臓に負担がかかると、脱水症状、炎症、ニキビ、早期老化などの影響を与えます。

ストレスを発散しようとお酒を飲んだはずなのに、翌朝の顔がより一層疲れていた…なんてことありませんか?

禁酒することで、肌にも好影響が起きます。

⑥免疫力が上がる

肝臓はアルコールの分解以外にも、解毒、代謝、消化などさまざまな役割を担っています。

お酒を過剰摂取すると、血中アルコール濃度が上昇し、免疫を司る細胞の活性度が低下します。また、腸内の善玉菌が減り、その代わりに悪玉菌が増えます。つまり、免疫が下がるため、風邪やウイルスにかかりやすくなるといえます。

飲みすぎた翌日に、なんだか風邪ぎみになった…という方は、酔って布団などにきちんと入らず寝たなどの理由もありますが、同時に、肝臓がアルコール分解に時間を割き、代謝や消化の機能が弱まっていたためということも考えられます。

禁酒によって肝臓を休ませることができれば、肝臓は解毒、代謝、消化などの本来の働きを取り戻します。「お酒をやめたら疲れにくい」「体調が良くなった」という人が多いのは、このためです。

⑦眠りが深くなる

お酒を摂取した時間が遅ければ遅いほど、肝臓がアルコールを分解するのは、睡眠時になります。肝臓が活動的になると、身体を休める時間が減り、睡眠の質が低下します。

 

寝酒はやめよう

寝酒をすると、睡眠時も肝臓はアルコールを分解することになり、休まりません。そのため、眠りが浅くなります。また、アルコールによって抗利尿ホルモン(尿を抑えるホルモン)の働きが阻害され、夜中にトイレに行きたくなる原因にもなります。

 

⑧お金が貯まる

飲み代や晩酌代が減ると、自然に消費するお金が減るため、財布にお金が貯まります。飲み会1回の平均価格は約3000円ですので、週1回飲みに行く方ですと、1万円以上得することになります。

1万円あったら、なにをしたいですか?

⑨時間が増える

お金が貯まるだけでなく、飲みに割いていた時間を活用することができます。家庭での時間を大切にしたり、仕事の時間を増やしたり、趣味の時間にあてるなどできます。

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さいごに

お酒には、良い面も悪い面もあります。

「禁酒」ときくと、なにか制限や抑圧をかけられているようで気乗りしないという方もいるかもしれません。

禁酒を適度に取り入れながら、自分の心身を労り、より長くアルコールを生活の中で楽しめるといいですね。

 

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ABOUT ME
髙橋菜里(管理栄養士・食養家)
しょくすり運営者。食が豊かになれば人が豊かになる、人が豊かになれば社会が豊かになるを信念に、食からはじめる健康管理(=予防食学)を発信しています。「大切なひと・もの・ことを健康にするお手伝い」を仕事としており、サイト管理運用をはじめ、商品やレシピの開発、食と健康講座、講演、電子書籍、コラムの執筆など幅広く活動中。著書に「がんばらないおせち」
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