今日ご紹介するのは、ほうれん草のダブルごまソテーです。
新型コロナウイルス感染症対策には、どんな食事がいいの?
新型コロナウイルス感染症の対策をする上で、どんな食事を摂ったらいいのか?とよく聞かれます。一言でいえば、「免疫力を高める食事」と摂ってくださいとお伝えしています。
免疫力を高める食事といわれても、ピンとこないかもしれません。人間の免疫の6〜7割は腸が担っているんですね。つまり、免疫力を高める食事とは、言い換えれば、腸内環境を整える食事を指します。
栄養素でいえば、食物繊維、糖質、たんぱく質、ビタミンC、ビタミンE、それから発酵食品に多く含まれている善玉菌ですね。これらを多く含む食事を摂っていただきたいと思っています。
別に栄養素をいちいち覚える必要はありません。
私がこれからあげていくレシピの中で、「あ。これならつくれそう!」「これ食べてみようかな?」と、日常の食生活に少しとり入れていただけるだけでOKです。
一番大事なのは、たのしく食べること。
だから、私は管理栄養士でありながら、凝ったレシピはたまにしか作っていません。家庭の主婦たちが無理なく準備し実践してもらえなければ、レシピをつくっても意味がないからです。
日常に少しだけ栄養をプラスして、健康的な生活を後押しできたらうれしいです。
なんで、ほうれん草のタブルごまソテーがいいのか?
なんでほうれん草のダブルごまソテーがいいのか?についてお話していきたいと思います。
「ほうれんそう」は、超健康食品
よくテレビアニメの「ポパイ」では、ほうれん草を食べて元気になるシーンがありますが、実際、ほうれん草には、β-カロテン、ビタミンB群、C、E、K、葉酸、鉄、マンガン、亜鉛、リン、マグネシウム、カルシウム、カリウムなど、豊富なビタミン&ミネラルを含む健康食材とも呼べます。
ビタミンEたっぷりの「ごま」
ごまは、食物繊維だけでなく、免疫細胞をつくる上で大切な良質なたんぱく質、血行を促進し”若返りビタミン”とも呼ばれているビタミンEがたっぷり含まれています。
新型コロナウイルス感染症対策レシピ「ほうれんそうのダブルごまソテー」のつくり方
材料(2人分)
- ほうれん草 1/2束
- すりゴマ 大さじ2
- ごま油 大さじ1
つくり方
- ほうれん草はよく洗い、たっぷりのお湯で茹でます。
- 茹で上がったら、水気を絞り、3〜4cm幅に切ります。 ※栄養素が流出しやすいため、硬めに茹でて、ザルにあげ、流水にはかけずにそのまま余熱で調理するのがおすすめです。
- フライパンにほうれん草、ごま油、すりごまを入れて、中火にかけます。
- 全体がよくあわさったらできあがりです。
鉄分たっぷり貧血予防にぴったりのレシピです。
よかったらおうちで試してみてください♪