かぼちゃは、室町時代末期にポルトガル船から伝わりました。
その際に、「カンボジアの野菜」と伝えられたのがなまって、「かぼちゃ」と名がついたそうです。
かぼちゃの選び方
日本の旬は5〜9月で、収穫食後のものより、貯蔵したほうが、でんぷんが糖に変わり甘くなる傾向があります。
- 重量が重いもの
- ヘタの部分が硬いもの(縦に亀裂が入っていると果肉がしまっている証拠)
- ヘタのまわりがくぼんでいるものが完熟しているサイン
かぼちゃの品種
風鈴かぼちゃ
新今日野菜の一種で、生で食べられるサラダ用かぼちゃです。ほんのりと甘みがあり、きゅうりに似た風味が特徴です。皮も種もまるごと食べられます。薄く切って、塩とオリーブオイルだけでおいしく食べられます。他にも、ナムルやお浸しなどもぴったりです。
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かぼちゃの栄養
長期間保存ができるにもかかわらず、長期間栄養素を損なわないのが特徴的。とりわけ、ビタミンCの加熱による損失が少ないことがあげられます。
- β-カロテン:肌や粘膜を丈夫にし、免疫力を高めます。
- ビタミンC:抗酸化作用
- ビタミンE:血行を促進して身体を温めます
他にも、
- 炭水化物
- 鉄分
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- カルシウム
- 食物繊維
を多く含んでいます。
冬至になぜかぼちゃを食べるのか?
日本では古くから冬至にかぼちゃを食べる風習があります。かぼちゃは保存性がよく、ビタミンも豊富であるため、冬場の野菜不足を補う意味で重宝されてきました。
かぼちゃの料理
おいしい煮物のポイント
- 皮を下にして重ならないように煮る
- 煮汁はひたひたでかぼちゃが浮かないようにする
- 火加減は弱火
かぼちゃの保存方法
丸ごと
完熟したものは日持ちがよく、風通しのよいところにおけば、長期貯蔵ができます。
カット
冷蔵庫でラップをして保存。湿気が苦手なため、なるべく乾燥した場所に保存します。
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