「こ」米・穀類

蕎麦(そば)の栄養学

そば

蕎麦(そば)について

【そば】は、大量のでんぷんを含むために、穀類扱いされているが、もともとはタデ科の種実です。

やせ地や開墾地など、比較的生育条件の悪い土地でも栽培ができるタフな作物で、播種後70日で収穫できる生育期間の早さからも、古くから重宝されてきました。

原産地

中国西南部

日本での産地

長野、北海道など

そばの栄養学的特徴

【そば】は、炭水化物が約60%で、主体はでんぷんです。たんぱく質が約10%含まれており、栄養価が比較的高いことが特徴です。(アミノ酸価92)無機質はリンとカリウムを含み、ビタミンはB群を多く含んでいます。また、ビタミンPの作用を持つ「ルチン」を含んでいます。

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加工品

そばが大半。そば粉だけでは、グルテンは形成しないため、粘性が弱く、小麦粉を20〜50%混合します。

ABOUT ME
髙橋菜里(管理栄養士・食養家)
しょくすり運営者。食が豊かになれば人が豊かになる、人が豊かになれば社会が豊かになるを信念に、食からはじめる健康管理(=予防食学)を発信しています。「大切なひと・もの・ことを健康にするお手伝い」を仕事としており、サイト管理運用をはじめ、商品やレシピの開発、食と健康講座、講演、電子書籍、コラムの執筆など幅広く活動中。著書に「がんばらないおせち」
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