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【材料2つ】人気おせち「栗きんとん」の由来は?一番簡単につくれるレシピをご紹介♪自宅でたのしく美味しく手作りをしよう

おせちの「栗きんとん」の意味

栗は、日本中どこでも採取できる山の幸の代表格です。古くから「勝ち栗」と呼ばれ、縁起物とされています。また、きんとんは「金団」と書き、お金や財宝、金の小判などを連想させる食べ物です。

つまり、栗金団(くりきんとん)は、黄金色に輝く財宝にたとえ、豊かな1年を願う意味が込められています。他にも、勝負運、金運、財運、商売繁盛などの意味があります。

一番簡単な栗きんとんの材料 2人分

  • さつまいも(金時芋)  1本(正味 約300g)
  • 栗の甘露煮       1本(約150~200gの小瓶)
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栗きんとんのレシピ / 作り方

  1. さつまいもは、皮をむき、1cmの輪切りにします。
  2. 鍋にさつまいもを入れ、ひたひたの水で煮ます。のちの工程がやりやすくなるよう、形が崩れるくらい柔らかく煮てください。
  3. さつまいもが煮えたら、鍋のお湯を捨て、すりこぎやゴムベラなどを使い、さつまいもをつぶします。
  4. 栗の甘露煮のシロップを加え、よく混ぜ合わせます。*ここで、水分が多い場合は、弱火にかけて焦げ付かないように気をつけながら、水分を飛ばしてください。
  5. 最後に栗の粒を入れて、軽く混ぜ合わせます。

栗きんとんを美味しく作るひと手間

  • 1の工程のときに、まずさつまいもを輪切りにして、内側の薄黄色の線の中まで厚く皮を剥くと、さつまいものアクがとれ、綺麗に仕上がります。
  • また、3のさつまいもをつぶす工程の代わりに、熱いうちに、さつまいもを濾し器やザルを使って裏漉しすると、なめらかで口当たりの良い仕上がりになります。

栗きんとんをつくる際に出てきた皮の活用法

余った皮は、素揚げやきんぴらにすると余すことなく美味しく食べられます。

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栗きんとんのアレンジメニュー

栗金団を、冷凍パイシートで包み、オーブンで焼くと、おやつにぴったりな栗金団パイになります。

栗きんとんの保存期間

冷蔵庫で1週間程度

 

がんばらないおせち

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https://shokusuri.jp/kuromame/

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ABOUT ME
髙橋菜里(管理栄養士・食養家)
しょくすり運営者。食が豊かになれば人が豊かになる、人が豊かになれば社会が豊かになるを信念に、食からはじめる健康管理(=予防食学)を発信しています。「大切なひと・もの・ことを健康にするお手伝い」を仕事としており、サイト管理運用をはじめ、商品やレシピの開発、食と健康講座、講演、電子書籍、コラムの執筆など幅広く活動中。著書に「がんばらないおせち」
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