ビタミンD
別名「カルシフェロール」とも呼ばれ、カルシウムの吸収や骨への沈着に必要な成分です。また、血液や筋肉のカルシウム濃度を保つ役割もあります。
食物からも摂取できますが、日光を浴びると皮膚でも合成されます。
ビタミンDの働き
- カルシウム代謝に関係し、歯や骨をつくる。
- 骨からのカルシウム吸収促進
- 腸管でのカルシウム吸収促進、リン酸の吸収促進
- 腎臓でのカルシウム再吸収促進
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ビタミンDが不足するとどうなる?(ビタミンD欠乏症)
- くる病
- 骨軟化症
ビタミンDを多く摂りすぎるとどうなる?(ビタミンD過剰症)
- 組織へのカルシウム沈着
ビタミンDが多く含まれる食品
ビタミンDには、ビタミンD2(エルゴカルシフェロール)と、ビタミンD3(コレカルシフェロール)が存在します。
ビタミンD2…きのこ類(しいたけなど)、海藻類など
ビタミンD3…いわし、かつお、さんま、肝油、鶏卵など
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豆情報
●カルシウムが多いとビタミンDの必要量は減ります。
●慢性腎不全患者が骨粗鬆症になりやすい理由は、腎臓でのカルシウムの再吸収が腎臓の機能不全により行えず、他の臓器(骨など)からカルシウムを集めはじめるため。