汁もの

【砂糖不使用】いとこ煮のような、ほんのり甘い「ぜんざい」

あずき

急に寒くなりましたね・・・

こういうときは、ぜんざいとか温かいおやつをつくりたくなるもの。

でも、ぜんざいって、地味に手間がかかるんですよね。

 

 

今日は、晩ご飯の片手間でできるぜんざいをご紹介します。

ぜんざいのつくり方 / レシピ

材料

  • 小豆   100g
  • かぼちゃ 100g
  • みりん  小さじ1
  • 塩    ひとつまみ
  • 水    300cc
  • 水    1L
  • 切り餅  お好み
  • (甘さがほしい人は、砂糖大さじ2〜3入れてください。)

つくり方 / レシピ

  1. 小豆を軽く洗います。
  2. かぼちゃはタネとワタをとり、1cm程度の角切りにします。
  3. 鍋に水300ccを入れ、小豆を下茹でします。5分ほど茹でたら茹で汁は捨てます。
  4. 鍋に水1Lをいれ、③の小豆、かぼちゃ、みりん、塩を入れて、40分〜1時間ほど弱火〜中火かけます。
  5. 食べる直前に切り餅をオーブントースターで焼きます。器に切り餅と、④のぜんざいをいれてできあがりです。

 

調理メモ
  • 硬さはお好みで調整ください。
  • 出来上がった直後よりも、数時間置いたあとのほうが味が馴染んでおいしくなります。

 

ぜんざいの栄養学

今回のぜんざいには、ポリフェノールやサポニンを含む小豆と、ビタミンAやビタミンEを含むかぼちゃの組み合わせなので、美肌や美腸にも効果的です。

小豆

あずき
小豆(あずき)の栄養学小豆(あずき)について あんや羊羹、大福などの和菓子に利用されます。 栄養や健康 炭水化物58.7%、たんぱく質20.3%、脂質2...

かぼちゃ

南瓜(かぼちゃ)の栄養学かぼちゃは、室町時代末期にポルトガル船から伝わりました。 その際に、「カンボジアの野菜」と伝えられたのがなまって、「かぼちゃ」と名...
スポンサーリンク

あとがき

今回のレシピは、砂糖を極力使わないことを意識してつくりました。

実は、一般的なぜんざいの製品やレシピは、砂糖が小豆と同量ほど入っているものが多く見受けられます。「小豆を食べているつもりが砂糖の味だった」「小豆とはそのままでとても甘いもの」というイメージを持たれている方は多いのではないでしょうか?

小豆単体は、ほんのりとした控えめな甘さと、豆らしいほっくりとした食感が特徴です。あんこや大福などのイメージがあるので、ものすごく甘いものと考えられがちですが、そうではありません。

ぜんざいを自宅でつくってみると、いかに普段が砂糖を摂りすぎかということに気づかされます。このレシピを一旦つくってみて、普段食べているぜんざいの味には砂糖何杯いるのか?を測るという食育実験をすることもできます。

ぜひ自宅でも試してみてください。

Special thanks!!

レシピで使用しているお野菜はベジフルマルシェさんのお野菜です♪

全国各地の精鋭農家さんがつくった素材を厳選し、旬のお野菜が毎月届くベジフルボックス、ぜひお試しください🥕✨

※画像を押すとベジフルマルシェさんのサイトに飛びます。

ABOUT ME
髙橋菜里(管理栄養士・食養家)
しょくすり運営者。食が豊かになれば人が豊かになる、人が豊かになれば社会が豊かになるを信念に、食からはじめる健康管理(=予防食学)を発信しています。「大切なひと・もの・ことを健康にするお手伝い」を仕事としており、サイト管理運用をはじめ、商品やレシピの開発、食と健康講座、講演、電子書籍、コラムの執筆など幅広く活動中。著書に「がんばらないおせち」
関連記事