「や」野菜類・果実類

キャベツ(玉菜/球菜/甘藍)の栄養

玉菜/球菜/甘藍(キャベツ)

春は茨城県や神奈川県 夏は群馬県や長野県 冬は愛知県 で旬を迎えます。 日本の気候の多様性や、四季が感じられる野菜が【玉菜】です。 揚げ物の隣に添えられているのは、玉菜に含まれるビタミンUが消化吸収を助けてくれるため。栄養学的にも理にかなっているのです。

キャベツの選び方

葉の緑色が濃く、切り口がみずみずしいもの

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キャベツの栄養

「キャベジン」の名で知られているビタミンUが豊富に含まれています。ビタミンUは、胃炎や潰瘍回復効果が期待されています。

また、キャベツをはじめとするアブラナ科の野菜には、イソチオシアネートなどのがん細胞抑制成分が含まれています。

キャベツの料理

春は生食や浅漬け、冬はロールキャベツや煮物に向いています。

キャベツの保存方法

・カットする前はビニール袋

・カットした後は切り口から酸化するため、ラップで保存

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キャベツの冷凍保存方法

・塩炒め、茹でて小分けにすれば1か月冷凍保存可能

おいしい生産者紹介

八ヶ岳ナチュラファーム(長野県上川村)

有機肥料のみを使用し、農薬を使わずに丁寧に土づくりされて育てられています。

あさりとキャベツの酒蒸し

春になると作りたくなるレシピでしたが、最近、浅蜊もキャベツも出回る時期が長くなりました。浅蜊だけでなくキャベツと一緒に酒蒸しにすることで、かさ増しになるだけでなく、浅蜊の旨味をキャベツが吸い込み、ぐっと深みが増した料理になります。作りすぎた時は茹で上げたスパゲッティーと和えて、和風パスタにもなります。

▶︎材料(2〜3人分)

・あさり   150g

・キャベツ  200g

・酒     50cc

・生姜    少々

・塩     ひとつまみ

▶︎つくり方

1.大きめのボウルに水をはり、塩ひとつまみを入れて、あさりを入れて1時間程度おく(=砂抜き)

2.キャベツはざく切りにし、フライパンに敷く

3.酒に生姜を溶いて、フライパンの中に満遍なくいれる。砂抜きしたあさりも入れる。

4.フライパンを中火にかけて、蓋を閉める。あさりの貝の口が開いたら火を止めて、器に盛る。

 

あさりとキャベツの和風スパゲティー

あさりとキャベツの酒蒸しを多く作りすぎた時は、和風スパゲティーにすると、簡単にちょっぴりおしゃれなランチが作れます。

材料

  • あさりとキャベツの酒蒸し  小鉢1皿分
  • スパゲティー(乾麺)    80〜100g
  • スパゲティーの茹で汁    おたま1杯分(80cc)
  • 醤油            小さじ1

つくり方

  1. スパゲティーを茹でる。
  2. スパゲティーの茹で汁おたま1杯分をフライパンに入れ、あさりとキャベツの酒蒸し、醤油を入れて火にかけて温める。
  3. 2に茹で上がったスパゲティーを加えてよく混ぜる。

 

 

ABOUT ME
髙橋菜里(管理栄養士・食養家)
しょくすり運営者。食が豊かになれば人が豊かになる、人が豊かになれば社会が豊かになるを信念に、食からはじめる健康管理(=予防食学)を発信しています。「大切なひと・もの・ことを健康にするお手伝い」を仕事としており、サイト管理運用をはじめ、商品やレシピの開発、食と健康講座、講演、電子書籍、コラムの執筆など幅広く活動中。著書に「がんばらないおせち」
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